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今週のお題「理想の老後」
今、私は築40年の家に夫と二人で住んでいます。年齢は70代半ば。
子供は一人。 独身で離れて住んでいます。
私達の健康年齢を考えればせいぜい後5年。
愕然とするではありませんか!
何と荷物の多いことか!
最終でお世話になる場所では現在の荷物の9割以上が不要なのです。
あと5年のためにこの混とんとした部屋で連日の
物探しをするために生きているなんて。
しかもそのために不平と憤りとあきらめとで何もよい結果にはなっていないのです。
よぎるのは「断捨離」
でももう遅い? 断捨離すべきエネルギーがすでに不足しています。
一年のうちで使う食器も布団も衣類も限られているのになぜこんなにしまい込んでしまったのでしょう!
クーラーをみれば何と5台。 たった二人のために!
物置は3個あります。
私達はこれまで旅行を楽しみながら家庭菜園を楽しんできました。
しかし今年の夏が過ぎてつくづく思いました。限界と。
海外旅行の飛行機10時間はもう結構。
極端な暑さ寒さも遠慮。
腹いっぱいの食事も無理。
ましてや炎天下に水やりと草取りの勇気は消え失せていました。
となれば元気に近場で皆と楽しくワイワイしか残されていないではありませんか!
そのためには身の回りばかりでなく住まいについても徹底的に整理整頓する必要があるでしょう。私達は三つの案に取り組みました。
一つ目は古家の二階にすべての不用品を詰め込んで一階のみで暮らすリフォーム法。
二つ目はすべて取り壊して土地を処分または貸して駅前のべんりな2Kくらいの賃貸マンションに引っ越す法。
これは1Kを二部屋続きで借りる方法も含みます。
三つ目は小さな二部屋と居間(オープンキッチンつき)のみの平屋を新築する方法。
それぞれに長所、短所ありで決め兼ねましたがいづれにしても荷物を減らすことから始めなくてはならなくなりました。
もちろんその前提はボケないこと。 ケガしないこと。沢山の友人を持つことです。
居場所を提供して楽しく麻雀やら庭でバーベキューやらは第三が理想です。
でもそれには資金が必要でしょうが、土地の一部を処分すれば家庭菜園がダメ。
かといって有り金をはたいてしまうと病気になったら困るし。
それでは今から数年のうちに資金を作ることって出来るでしょうか?
貴方ならどれを選びますか?
そして、、、、私が選んだのは第三でした!!
欲張りの私は荷物に関しては無欲ですが、こと土地に関しては産まれた時からの土地ゆえか、なかなか手放す勇気がわきません。生まれた場所で死にたいのが一番の夢といえば嘘になりますが。
というわけで只今私めは断捨離と資金獲得のために猛然と立ち上がったのでした。
あちこち痛いなどというのを忘れ、というより無視し、夫の悲しげなまなざしも無視して捨てる勇気を奮い、内緒の資金繰りに挑戦しています。
あえておことわりしますが、これは悪いことをしているわけではありませんよ。
でもその方法は内緒。
もし結果がでたらその時はお知らせしましょうか?というより新居公開ですかね?
今、私は燃えているのです! 望めばかなえられるなんて本を片手に、ニンマリとしながら数年後の新居の設計図を思い描いていますよ。
どうかみなさんも応援してください、お願いいたしまーす!